今日から新しい仲間が増えます


南米ペルーの黒人発祥の楽器・カホンを購入。選んだのは宮城県にあるarcoというメーカー。webサイトでサイズやオプションを自由に選んで注文できる。そして安い!アコギやピアノと比べたらどのカホンも安いんだろけど、どうせ買うならやっぱり安い方が…と思って。でもその分贅沢してピックアップつけたので、ラインで流せるのが将来的に楽しみ。ちなみに座ったときのの高さはドラムセットの時を想定して設定しています。
ただいくつか問題がありまして…まず受注生産なので、作ったばかりなのです。当然接着剤や塗料なんかもできあがったばっかりなので、若干臭い。過敏な人は具合が悪くなってしまうかも。まあこの辺は使っていくうちに消えていく(あるいはシンナーに鼻が慣れていく?)ので心配ないけど、問題は今使ってる機材。結構嫉妬深くて、他の機材に手を出すと調子が悪くなったりする。挙げ句シンバルスタンドはハンガーラックになってしまっている(いくらちょうどいい鉄パイプだからといってもコレはちょっと冒涜かな…)。「新しい子も大切に扱う」「今までの子の機嫌もとる」両方やらなきゃいけないのが、ミュージシャンのつらいところだな。
マイブーム(この単語久しく聞いてないな…)は手羽の煮込み。徐々に上達してますが、まだまだですな…。
知り合いの料理人が言っていたが、新メニューを作り出すとき考えることは、売価の適正な設定と原価の削減、ということだけでなく、作業工程が他の料理と比べて多いのか、例えば二人連れが既存メニューとそのメニューを別々にオーダーしたときに、二人にほぼ同時にだすことが可能なのか、新たな材料を調達するとして、品切れることなくコンスタントに出せるのか、などなど、実に細部にまで比較検討をした上で、始めてメニューに載せるのだそうだ。つまり、どんなにおいしくて安価に作れる料理でも、異常に手間がかかるものだったら、それは商品としての価値は低い、ということだ。今までよりもずっと多くの人の舌を満足させ、味には絶対の自信があるとしても、それと「商品として売る」ことは別の話なのだ。…という話を聞いて、やはりどこか料理と通じるものがあるな…と思いつつ、手羽先のはじっこのとこまでしゃぶりついている僕は今年も唇のはじっこが切れています。