at last I found it

双葉山の「木鶏」の話を耳にしたので、改めて調べてみた(googleで検索してWikipediaに辿り着く、という連鎖が気持ちよく感じてしまっています)。
最強の闘鶏は、まるで木で出来た鶏の置物のように、どんな相手が目の前にいようとも、毅然とした態度でかまえているのだそうだ。泰然自若という四字熟語があてはまるだろうか。本当に強い者は、「自分は強い」と誇示しないものらしい。なるほど。中国の言葉だけど、この自分をあえて主張しないという控えめなスタンスは日本人にぴったりだ。
何が起こっても平気だ、なんてそう簡単にはできっこないし、それ相応の実力が伴っていないと意味がないけれど、宮沢賢治の例の「イツモシズカニワラッテヰル」も似たようなことを伝えたいのかもしれませんね。
そういう人生の教訓のようなものをこの歳になっていただけるなんて、ホント幸せ者です。ありがとうございます。もっと勉強します。