2007-08-25 虫文 おとついの夜、部屋の中で蚊を見つけて、でも仕留めきれなかったんだ 窓際で蚊取り線香に火をつけて寝たら、翌日にはそんなことすっかり忘れてしまった そしたら今日押し入れの中からふわふわと出てきたんだ 生き延びるために必死だったのだろうか 一寸の虫にも五分の魂、僕は一度だけそのまま自由にさせてやろうと決めた その代わり次僕を狙うことがあったらその時は勝負の時、例え相手がメスであろうと容赦しないぞ、と 5分後、一撃で仕留めた 出てこなければ、やられなかったのに